薬を服用、しかし酒も飲みます | 私は統合失調症 38

私は統合失調症
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持病で統合失調症を抱えていて薬を服用しています。

しかし、酒を飲んでいます。

タケシ
タケシ

自分でもかなり挑戦的なタイトルを付けたと思います。

 

正直に言うと、日本酒を1日に4合ぐらい飲みます。休肝日は無いです。

統合失調症のお薬も毎日飲んでいます。朝に1錠で、寝る前に3種類の5錠です。

タケシ
タケシ

でも、障害者雇用ではあるりますが、休まず1日6時間で週に5日働いています。

 

タケシ
タケシ

ところで、薬を飲んでる人はお酒を飲んではいけない!と言われるけど。

どうしてなのでしょう?

薬を服用している人がお酒を飲んではいけないのは、次の理由になります。

 

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薬と酒を同時に飲んだ場合に起こること

まずは、お薬とお酒の化学の話です。

薬とアルコールの化学変化により、薬の成分が違うものになるからです。
薬の効果が無くなる。もしくは、効果が少なくなるからです。
お茶やコーヒーとでも薬は飲んではいけないのです。
タケシ
タケシ

薬の開発は、酒と同時に飲むことを前提として作られてはいないのです。

 

薬と酒を別々に飲んだ場合に起こること

タケシ
タケシ

血中アルコール濃度※って

聞いたこと無いですか?

※飲酒して消化管から吸収されたアルコールが血中に移行した状態の濃度で、酔いの程度が決まります。血液中のアルコールの量になります。

 

酒を飲むと血液中にアルコールが入り込みます。

血中アルコール濃度は、血液中のアルコールの量になります。この血液中のアルコールの量が多いとそれだけ大きく酔うことになります。

 

実は、お薬を飲んでも同じことがおこります。

タケシ
タケシ

血液中のお薬の成分の濃度になります。

この血液中の薬の成分が一定量以上ないと、薬が効きません。

 

アルコールもお薬の成分も肝臓が処理するので、時間がたつと酔いも薬の効果も少しずつなくなります。

タケシ
タケシ

なので毎朝とか毎晩とか、朝・昼・晩とか、薬を飲む時間が決められているのです。

お薬を決まった時間に補給しないと効果が無くなるからです。

 

ところが、肝臓が処理する順番があります。

その順番は、アルコール>お薬になります。

  1. お酒つまりアルコールが先です。
  2. お薬が後になります。

一般的にはこの順番です。

 

なので、お薬を飲むでいる人がお酒を飲むと。

肝臓が…

肝臓
肝臓

アルコールの処理で忙しいので、お薬の処理は後にします。

 

この結果、

血中のお薬の成分の濃度がなかなか下がりません。

この状態でさらにお薬を補給すること、血液中のお薬の成分の濃度が必要以上に上がってしまいます。

なので、お薬の効果も強く出ますが副作用が強くでます。

お薬の血中の成分の濃度が上がっているからです。

 

そして、最悪の結果が…

人間
人間の体

お薬の濃度が高いのに体がなれました。

たくさんお薬を飲まないともう効きません。

となってしまいます。

これを「お薬に耐性ができる」と言います。

では、たくさんお薬を飲めば良いのでは? については、

 

人間
人間の体

副作用も強いです。無理です耐えられないです。

になってしまうのです。

 

だから、

タケシ
タケシ

お薬を飲む人は、お酒を飲んではいけない

となります。

 

私は何でお酒を飲んでるのか?については

タケシ
タケシ

お酒が好きだから!です。

以上、終わりにはならないです。

自分の症状やお薬の副作用を見て、

症状が悪くならないように、耐性が付かないように、お酒の量が増えすぎないようにしているからです。

 

タケシ
タケシ

お酒を1滴でも飲んだらアウト!です。

ではないです。

 

主治医は、

Dr.X
Dr.X

お酒は飲んでも良い。

などとは絶対に言わないです。けれども、

Dr.X
Dr.X

でも、ダメだと言っても、お酒を飲んじゃうでしょう?

その時は言って下さい。

になっています。

なので、

タケシ
タケシ

これぐらい、飲んじゃいました。すみません。

Dr.X
Dr.X

ダメですよ

のルーチンワークです。

 

私の主治医は柔軟性があるので、何でも取り上げたりはしません。

 

そもそも、「薬を服用しているのにお酒を飲む」と言う理由だけでは、強制的に入院させることが出来ないからです。

アルコール依存症は別だと思います。

さらに、

タケシ
タケシ

そもそも、40歳も過ぎて

統合失調症を患ってる人間が、さらに健康に気を付けてどうなる?のでしょう。

今の事で精一杯なのです。

と思っています。

しかし主治医の

Dr.X
Dr.X

あなたみたいにお酒も肝臓も強い人はアルコール性の痴ほう症になります。

この言葉は忘れていないです。

タケシ
タケシ

お酒は止めれないです。

でも、増えないようにします。

 

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コメント

タケシ

1970年代前半生まれの神奈川県在住の男です。製造業でエンジニアをしていましたが、今は持病があり障がい者雇用で働いています。宜しくお願いいたします。

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