私は生まれつきロングスリーパーです。超が付くほどではありませんが、睡眠時間は8~12時間は確保するようにしています。
ロングスリーパーは仕事も私生活も辛いものになります。
他の周りの人に合わせて自分の生活リズムを変えることが困難だからです。
精神疾患にとって睡眠は大事
ロングスリーパーは私の持病の統合失調症と関係があるのかもしれませんが、詳しい事はわかりません。しかし、統合失調症だけでなくうつ病などの精神疾患を患っている人にとって睡眠は大事なことになります。
そもそも、なぜに精神疾患になるか、精神疾患の症状が酷くなるのかと言うと脳が疲れて疲弊してしまうからです。その結果、脳を休ませるために睡眠時間を長くとることになります。
しかし、会社で仕事をしたり他の人と一緒に行動を取ると周りの人に付いていけないことになります。睡眠の時間が長いからどうしても寝なければならないと言うタイムリミットがあります。
ロングスリーパーは長時間労働ができない
私は統合失調症を抱えていることもあり勤務時間は短く6時間にしていますが、どんなに長くても労働時間は8時間が限界です。
時間当たりの結果は出しているので最初から時間給にすれば雇用もされるし解雇もされません。しかし、日本の会社の正社員の雇用形態は一定時間どころではなく長時間労働ができる人ようにカスタマイズされています。
そもそも本当はあってはならないサービス残業があるぐらいですから。とても私のようなロングスリーパーには正社員で働くなど出来ないものになっています。
以前、精神科の医者に性格診断をされた時に「向いている職業は小説家や芸術家で締め切りがないもの」と言われました。
精神科の医者に性格診断された件は下の記事になります。
統合失調症と診断される前は自分がどうにもならないロングスリーパーであることを自覚せずに気合で乗り切ろうとしていました。正社員で働いていました。
もしかしたら、これが統合失調症になった原因の一つかもしれません。
しかも、長時間労働だけが自慢の上司に当たりました(泣)。
また、私は暗記能力が低いので脳が酷使されてロングスリーパーになるのかもしれません。
暗記能力が低い件については下の記事をお読みください。
生まれつきのロングスリーパー
私が幼稚園の時、通園はバスで送り迎えがありましたが私はいつも帰りのバスで寝てしまっていました。
しかも、自宅の近くの送迎ポイントにバスが到着しても起きません。深い睡眠に入っているからです。仕方がないので、幼稚園から一番遠い送迎ポイントへバスが行って帰ってくる時にまた自宅近くの送迎ポイントに来て私だけをバスから降ろすことがありました。そのまま起きずに気が付いたら次の日の朝で自宅で目が覚めたりもしていました。
生まれた時からロングスリーパーだったのです。
変えようがありません。
人間は寝るのを我慢することに成功した動物
実は人間は睡眠を我慢することに唯一成功した動物と言われています。他の動物は睡眠を我慢することが出来ません。
決まった時間に寝て、決まった時間に行動する規則正しい生活をします。他の動物は睡眠を我慢できないので、決まった時間が来ると寝床に戻り一定の時間はそこで何もせずに動かずにいます。眠気に負けて寝てしまうのを知っているので、眠気が来る前に安全な場所に行き、眠気が来るまで動かないのです。
動物にはそれぞれ活動時間があります。夜型・朝型・昼型などです。
睡眠時間が長いロングスリーパーも睡眠時間を確保するために決まった時間に活動・行動をして決まった時間に寝なければなりません。
ロングスリーパーはもしかしたら人間の進化に逆行しているのかもしれません。
規則正しい生活すなわち睡眠時間の確保がロングスリーパーの生命線です。
睡眠時間が短いのが美徳
しかし、日本だけではなくて世界では人類の進化にのっとり忙しい時や大事な時は起きることになっています。「忙しい時や大事な時に寝る人間は怠けもので使えない人間」となります。
特に根性論が蔓延している日本では「根性がない!」となります。長時間労働を美徳としたり自慢することもあります。
こんな世界ではロングスリーパーは生きていけません。辛すぎです。
戦争でも兵士がすぐに寝てしまっては戦争に負けてしまうからです。
早めに気づき対策する
ロングスリーパーの有名人で相撲の横綱の白鵬がいます。白鵬はロングスリーパーで1日12時間も寝るそうです。しかし、ロングスリーパーでも横綱になっています。
ロングスリーパーの人はロングスリーパーであることを早く自覚して、自分に合った職業とスキルを身に着けるのが良い選択だと言う一例だと思います。
白鵬が早く自分がロングスリーパーであることを自覚したかはわかりませんが。
私はブログで少しでも収入を得て生活の足しになればと思っています。
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