自分で精神障害者保健福祉手帳と障害年金の申請をしました。
まだ引きこもりで、自宅にて療養中です。
症状は一向に改善しません。
今は、まったく働ける状態では無いです。
歩くだけですぐに疲れます。
しかし、お金は大事なので気合いを入れて、精神障害者保健福祉手帳と障害年金の申請をしに行きました。
先週は市役所へ精神障害者保健福祉手帳の申請に行きました。
そして、今週は社会保険事務所※へ障害年金の申請に行きました。
この記事の中では社会保険事務所と書かれていますが、その後の2010年に年金事務所と名称が変更になりました。
厚木社会保険事務所も厚木年金事務所に名称変更されています。
精神障害者保健福祉手帳の申請の仕方
精神障害者保健福祉手帳の申請を私本人が自分で行いました。
私は統合失調症の精神疾患なので、申請するのは精神障害者保健福祉手帳になります。
私が住む神奈川県では「障がい者手帳」と呼ばれています。
精神障害者保健福祉手帳は障がいの程度により等級(1級、2級、3級)が決められます。
私は病名が統合失調症で、さらに働けないので2級になるはずです。
診断書にも労働力は無いとはっきり書かれています。
私の家族は頼りにならないので全部自分でやらなければなりません。
私の親は、
障がい者手帳なんて恥ずかしい。
と言い出します。
なので、自分でしなければなりません。
面倒な手続きですが取得するメリットは大きいです。
まずは、精神障害者保健福祉手帳を持つメリットを説明します。
精神障害者保健福祉手帳を持つメリットと受けられるサービス
各交通機関で障がい者割引がありますが、ほとんどが身体障がい者手帳を持っている人だけに適用されます。
ここでは精神障害者保健福祉手帳に限定して受けられるサービスを紹介します。
対象になる制度は次のものです。
- 障がい者医療費助成制度
- 福祉タクシー券
- タクシー運賃の割引
- 市営駐輪場の割引
- 携帯電話使用料等の割引
- NHK放送受信料の割引
それぞれの制度の内容は次のようになります。
障がい者医療費助成制度
障がい者保健福祉手帳が1または2級限定で、保険適用の診察料と薬代の医療費が無料になります。
精神通院の自立支援医療受給者証を持っていると1割負担ですが、その1割負担分も無くなり無料となります。
医療受給者証というものが発行されます。
福祉タクシー券
精神障がい者保健福祉手帳が1または2級限定で、500円のタクシー券が1ヵ月に5枚もらえます。
1年分をまとめてもらうので年間30,000円となります。
タクシー運賃の割引
タクシーを利用したときに運賃が10%割引されます。
市営駐輪場の割引
自転車を停める市営駐輪場が無料で使えます。
携帯電話使用料等の割引
各キャリアで携帯電話の料金を割引するプランがあります。
スマホでも使えます。
ドコモだとハーティ割引になります。
端末購入代金の割引はされません。
私はドコモのハーティ割引を利用しています。
NHK放送受信料の割引
NHK受信料が割引されます。
これについては精神障害者保健福祉手帳を持っているだけでは無くて、世帯の収入により決まります。
割引は50%もしくは100%になります。
各市区町村の役所の障がい福祉課で聞いて下さい。
精神障害者福祉手帳を持つメリットは以上になります。
医療費などの支払いが無くなるなどお金にかかわるものが多いです。
特に1級または2級になるとかなりの金額になります。
次は精神障害者保健福祉手帳の申請の手順になります。
精神障害者保健福祉手帳を申請する場所
精神障害者保健福祉手帳の申請は住民票のある市区町村の役所で行います。
私は市役所の障がい福祉課が担当窓口でした。
申請するのに必要なもの
新規で精神障害者保健福祉手帳の申請で必要なのは次のものです。
- 申請書
- 印鑑
- 診断書
- 本人確認書類
- 写真
申請書
精神障害者保健福祉手帳を申し込む申請用紙になります。
この用紙は役所にあります。
初めはもらうためだけに行くことになり二度手間になりますが、何かわからないことがあればこの時に聞くのが良いです。
印鑑
申請する人の印鑑です。
認印で大丈夫です。
診断書
精神障害者保健福祉手帳用の診断書で病院で医者に書いてもらいます。
私は神奈川県の病院で、診断書の用紙は病院が持っていました。
普通は直近3か月以内の診断書になります。
本人確認書類
運転免許証などになります。
公的機関が発行した顔写真がついたもです。
マイナンバー制度が出来てからはマイナンバーカードとマイナンバー通知カードになります。
写真
必要なのは1枚で、縦4センチメートル×横3センチメートルの写真になります。
過去1年以内に撮影したもので、本人であることが明確に判別出来るものになります。
障がい保健福祉手帳についてはこれで終わりになります。
次は障害年金の説明になります。
障害年金の申請の仕方
障がい年金の等級は1~2級(厚生年金は3級まで)まであります。
精神障害者保健福祉手帳の等級と基本は同じになります。
審査して等級を決めるところ
精神障害者保健福祉手帳
都道府県や政令指定都市の自治体です。
判定者は自治体により異なります。
障害年金
日本年金機構になります。
判定者は認定を受けた医者になります。
障害年金を申請する場所
私と同じサラリーマンで厚生年金加入者の申請場所は、住民票のある地域を管轄している社会保険事務所になります。
私は神奈川県の厚木年金事務所でした。
噂では、
社会保険事務所が障害年金の申請用紙をあまり出したがらない!
などと聞いていました。
しかし、行ってみたら対応はとても親切でした。
まずは一度行って申請に必要な書類を教えてもらうことになります。
予約は必要ありません。
この時に持っていくのは年金手帳と免許証等の本人確認書類になります。
障害年金の申請に必要な書類
必要な書類は社会保険事務所で申請用紙をもらう時に教えてくれます。
私の場合は初診日が5年前です。
初診日は軽症うつ病でしたが、その後に結果として統合失調症だった言うことになります。
初診日に厚生年金に加入していたので、厚生年金の障害厚生年金に該当します。
手続きは全て社会保険事務所ですることになりした。
申請に必要は書類は次のものです。
- 年金請求書
- 受診状況説明書(初診日の診断書)
- 初診日から1年6ヵ月後の診断書
- 現在の診断書
- 病歴・就労状況等申立書
- 年金手帳
- 本人確認書類
- 銀行口座の通帳またはキャッシュカード
次は、必要な書類についての説明になります。
年金請求書
社会保険事務所でもらえます。
障害年金を申請する書類です。
氏名と住所や障害年金を振り込んでもらう銀行口座を記入します。
あとになって年金の振り込みの口座を変えることは原則出来ません。
銀行や支店が統廃合になった時は変更できますが、障害年金受給者の都合では変更できません。
引っ越した時に不便になるので、全国のどこでも引き落としのできる銀行口座にすることをお勧めします。
受診状況等証明書(初診日の診断書)
用紙は社会保険事務所でもらえます。
中身は初診日に受診した病院またはクリニックの医者に書いてもらいます。
障害に該当する病気と診断された初診日が決まるものです。
この初診日に厚生年金に加入していたら障害厚生年金の受給対象になります。
私の場合は初診日が5年前になるのですがその病院は今もありました。
初診日から1年6ヵ月後の診断書
用紙は社会保険事務所でもらえます。
その時に通院していた病院の医者に書いてもらいます。
この初診日から1年6ヶ月後の診断書で障害年金の支給開始日が確定します。
私の場合は初診日と同じ病院でしたので今もありました。
現在の診断書
用紙は社会保険事務所でもらえます。
今、通っている病院の医者に書いてもらいます。
病歴・就労状況等申立書
用紙は社会保険事務所でもらえます。
障害年金を申請する人が自分で書く書類です。
初診日から今までの病状を書きます。
時系列で書くことになります。
病状に変化があった時期で分けて書く方法と、通院先の病院が変わっている場合は病院ごとに分けて書く方法があります。
私は症状の変化により通院先の病院を変えたので病院ごとに分けて書きました。
項目の行の数は1~6ですが、私は7つの病院に通院したので足りませんでした。
なので用紙をコピーして張り付けて7行目を自分で追加して書類を改造して提出しました。
この後に再提出は言われず障害年金を受給できたので問題ありません。
年金手帳
基礎年金番号の確認のために必要です。
社会保険事務所でコピーをとります。
本人確認書類
住民票や運転免許証になります。
私は運転免許証でした。
今はマイナンバーがあるのでマイナンバーカードまたはマイナンバー通知カードになります。
社会保険事務所でコピーをとります。
銀行口座の通帳またはキャッシュカード
年金請求書に記入した銀行口座番号と同じもので、社会保険事務所の職員が確認するのに必要です。
書類に書いたのと同じ請求者本人の名義の物を持って行って下さい。
社会保険事務所の職員がコピーをとります。
精神障害保健福祉手帳
あれば必要になりますが、私は同時に申請するのでありませんでした。
しかし手続きするのに何も問題はありません。
障害年金の申請の手続きを終えて
社会保険事務所の担当者が言うには、
障害年金の受給に該当すると思います。
あとは等級の問題だけです。
手続きは止まること無く、スムーズに終わりました。
職員の対応はとても親切でした。
つぶやきになります
しかし、社会保険事務所って何であんなに小さいのでしょう?
ハローワークの1/3しかないです!
団塊の世代が年金の受給申請に行ったらパンクすると思います?
実際、今日は1時間以上も待たされたました。
そして、気づいたことが、それは、熟年離婚です。
受付に相談内容を書く用紙が有りますが、相談内容の項目の中に、「障害年金」・「受給申請」・「年金状況の確認」等があります。
そして、「その他」の欄がありました。
普通は、こういった用紙等の「その他」の欄って、
「その他( )」と書いてあると思うのですが。
それには、
「その他( 離婚後の年金)」とスタンプで押してありました!
やっぱり多いのか?
熟年離婚!
私を精神的に追い詰めた、外資系の会社の部長も熟年離婚しました。
その部長はイニシャルMNB!
何を言うかというと、
僕は君の何倍も成果を出しているんだぞ!
それは当たり前かと、部長なのですから。
口答えするな!!
肯定しているのに…頭がおかしい…この人…
ところで、スタンプで押したのは、もちろん相談件数が多いからです。
近い将来、用紙の相談内容の項目に「離婚後の年金」が追加されます。
全て終わらせるとかなり疲れます
全ての申請手続きを終わらせて家に帰りましたが、やはり酷い倦怠感と疲労感が出てしまいました。
翌日は寝たきりになりました。
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