持病で統合失調症を抱えていて薬を服用しています。
しかし、酒を飲んでいます。
自分でもかなり挑戦的なタイトルを付けたと思います。
正直に言うと、日本酒を1日に4合ぐらい飲みます。休肝日は無いです。
統合失調症のお薬も毎日飲んでいます。朝に1錠で、寝る前に3種類の5錠です。
でも、障害者雇用ではあるりますが、休まず1日6時間で週に5日働いています。
ところで、薬を飲んでる人はお酒を飲んではいけない!と言われるけど。
どうしてなのでしょう?
薬を服用している人がお酒を飲んではいけないのは、次の理由になります。
薬と酒を同時に飲んだ場合に起こること
まずは、お薬とお酒の化学の話です。
薬の効果が無くなる。もしくは、効果が少なくなるからです。
薬の開発は、酒と同時に飲むことを前提として作られてはいないのです。
薬と酒を別々に飲んだ場合に起こること
血中アルコール濃度※って
聞いたこと無いですか?
※飲酒して消化管から吸収されたアルコールが血中に移行した状態の濃度で、酔いの程度が決まります。血液中のアルコールの量になります。
酒を飲むと血液中にアルコールが入り込みます。
血中アルコール濃度は、血液中のアルコールの量になります。この血液中のアルコールの量が多いとそれだけ大きく酔うことになります。
実は、お薬を飲んでも同じことがおこります。
血液中のお薬の成分の濃度になります。
この血液中の薬の成分が一定量以上ないと、薬が効きません。
アルコールもお薬の成分も肝臓が処理するので、時間がたつと酔いも薬の効果も少しずつなくなります。
なので毎朝とか毎晩とか、朝・昼・晩とか、薬を飲む時間が決められているのです。
お薬を決まった時間に補給しないと効果が無くなるからです。
ところが、肝臓が処理する順番があります。
その順番は、アルコール>お薬になります。
- お酒つまりアルコールが先です。
- お薬が後になります。
一般的にはこの順番です。
なので、お薬を飲むでいる人がお酒を飲むと。
肝臓が…
アルコールの処理で忙しいので、お薬の処理は後にします。
この結果、
血中のお薬の成分の濃度がなかなか下がりません。
この状態でさらにお薬を補給すること、血液中のお薬の成分の濃度が必要以上に上がってしまいます。
なので、お薬の効果も強く出ますが副作用が強くでます。
お薬の血中の成分の濃度が上がっているからです。
そして、最悪の結果が…
お薬の濃度が高いのに体がなれました。
たくさんお薬を飲まないともう効きません。
となってしまいます。
これを「お薬に耐性ができる」と言います。
では、たくさんお薬を飲めば良いのでは? については、
副作用も強いです。無理です耐えられないです。
になってしまうのです。
だから、
お薬を飲む人は、お酒を飲んではいけない
となります。
私は何でお酒を飲んでるのか?については
お酒が好きだから!です。
以上、終わりにはならないです。
自分の症状やお薬の副作用を見て、
症状が悪くならないように、耐性が付かないように、お酒の量が増えすぎないようにしているからです。
お酒を1滴でも飲んだらアウト!です。
ではないです。
主治医は、
お酒は飲んでも良い。
などとは絶対に言わないです。けれども、
でも、ダメだと言っても、お酒を飲んじゃうでしょう?
その時は言って下さい。
になっています。
なので、
これぐらい、飲んじゃいました。すみません。
ダメですよ
のルーチンワークです。
私の主治医は柔軟性があるので、何でも取り上げたりはしません。
そもそも、「薬を服用しているのにお酒を飲む」と言う理由だけでは、強制的に入院させることが出来ないからです。
アルコール依存症は別だと思います。
さらに、
そもそも、40歳も過ぎて
統合失調症を患ってる人間が、さらに健康に気を付けてどうなる?のでしょう。
今の事で精一杯なのです。
と思っています。
しかし主治医の
あなたみたいにお酒も肝臓も強い人はアルコール性の痴ほう症になります。
この言葉は忘れていないです。
お酒は止めれないです。
でも、増えないようにします。
肝臓の数値のγ-GTPが高くなりましたがサンマの蒲焼の缶詰を食べたら下がりました。
コメント