初代アウディTT 3.2 クワトロSラインのタイヤ5種
タイヤサイズ(前・後):225/40R18
中古車で10年落ちのアウディTTを買いました。
この記事を書いている時点で、5年目になります。
今までに5種類のタイヤを使ったので、タイヤのまとめレビューします。
タイヤは夏タイヤのみ、スタッドレスタイヤは使用していません。
私が使ったタイヤの表 | ||
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タイヤの名前 | タイヤのタイプ | |
GOODYEAR EAGLE LS EXE | コンフォートタイヤ | |
TOYO TIRES PROXES T1 Sport | スポーツタイヤ | |
Pinso Tyres PS-91 | スポーツストリートタイヤ | |
NANKANG NS-2R (TREAD120) | スポーツタイヤ | |
FEDERAL 595RS-RR | スポーツタイヤ |
私のアウディTTのスペック | ||
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型式 | GH-8NBHEF | |
年式 | 2005年 | |
排気量 | 3,200cc | |
ミッション | セミAT(6速DSG) | |
駆動方式 | フルタイム4WD |
車の用途は、通勤、峠、高速道路、サーキット。
どこでも走ります。
サーキットは月に1回ぐらい、走るのは静岡県の富士スピードウェイの本コース。
直線が長いコースなので、最大速度は230km/h以上出ます。
タイヤはサーキット専用タイヤではなく、公道を走れるタイヤにしています。
ここに載せてある全てのタイヤで、富士スピードウェイを走りました。
載せてあるタイヤの順番は、私がアウディTTに使った順番になっています。
GOODYEAR EAGLE LS EXE
グッドイヤー イーグル エルエス エグゼ
タイヤの種類:コンフォート・低燃費タイヤ
タイヤ性能の概要
引用元:グッドイヤー
低燃費タイヤにも走りの楽しさを。そんな思いから生まれたタイヤです。
応答性に優れたシャープなハンドリング性能、質感高いコンフォート性能、低燃費やロングライフなどの経済性、安心感の高いウエット性能を実現しました。
GOODYEAR EAGLE LS EXEの感想
コンフォートタイヤなので乗り心地はバツグンに良い。
加速と減速では問題無いが、コーナーでの横グリップはしない。しかし、横グリップがしないのは、タイヤが古くなっていたのも原因。
スポーツ走行をしないで、ただオシャレでスポーツカーを運転したい人には良い。
雨の日、ウェットの環境に強い。
このタイヤは車を購入した時に付いていたいたタイヤです。
空気圧の管理をミスって偏摩耗したので、お亡くなりになりました。
サーキットを走ったらタイヤが膨らんでしまったのです。
空気圧の管理が難しいタイヤではなく。
私がミスっただけ。
「コンフォートタイヤでサーキットを走ってはいけない」と言うことはないです。
タイヤの性能をわざと落し、練習して自分の運転技術を向上させる人もいます。
タイヤメーカーの適用車種に、このタイヤはスポーツクーペが入っていません。しかし、スポーツクーペに履かせても問題はありません。
TOYO TIRES PROXES T1 Sport
トーヨータイヤ プロクセス ティーワン スポーツ
※販売終了しました
タイヤの種類:スポーツタイヤ
タイヤ性能の概要
引用元:トーヨータイヤ
タイヤの性能
ドライ/ウェット性能を、高い次元で両立
非対称パターンの採用で、高度なコーナリング性能とウェット性能を実現。
トータルでドライ/ウェット性能の向上を図っています。
プレミアムスポーツタイヤに相応しい快適性を実現
音を分散化しパターンノイズの発生を抑制。
高速走行時はもちろん、あらゆる速度域でプレミアムスポーツにふさわしい静粛性を実現しています。
TOYO TIRES PROXES T1 Sportの感想
乗り心地を大事にしたコンフォートよりのスポーツタイヤ。
加速・減速は問題なし、コーナーでの横方向のグリップはある。
しかし、タイヤ表面のグリップ力はあるが、タイヤのサイドウォールは弱いので、タイヤがよれる感じがする。
よれる感じがするので急なカーブでの応答性が悪い。
タイヤ表面のグリップが生かせていない。
私はこのカーブでの応答性の無さが好きになれず、タイヤに溝が残っていたけど手放した。
私は乗り心地が悪くても、音が多少うるさくても踏ん張るタイヤが好きです。
この件については好みの問題です。
サイドウォールとは?
タイヤの側面のことで、ホイールにつながる部分。
このサイドウォールを硬くすると乗り心地が悪くなるので、これは仕方がない。
このサイドウォールが弱いことにより、厳しいスポーツ走行をすると偏摩耗する。
あと、タイヤが削れる事によりグリップ力を出しているタイヤ。
踏ん張るのでは無くて、滑りながらグリップを出す感じのタイヤ。
普通のタイヤと同じく雨の日もOK、と言うか雨の日に強いスポーツタイヤ。
静寂性はバツグンに良いです。タイヤから出る音がほとんどありません。
音についてはコンフォートに負けていません。
アウディTTに履かせるなら、このタイヤが一番のお勧めです。
乗り心地・音・グリップ力のバランスが良いです。
サーキットを走らないのであれば、一番のお勧めです。
あと、トーヨータイヤは早く削れやすい(摩耗して減りやすい)と言われるが、タイヤなんて削れるもの。
あまり気にするところでは無い。
タイヤの溝は残っているけどゴムの材質が劣化して、本来のタイヤの持っている性能がすでに無いタイヤで走っている車は多い。
Pinso Tyres PS-91
ピンソタイヤ ピーエス 91
※販売終了しました
タイヤの種類:スポーツストリートタイヤ
タイヤ性能の概要
引用元:オートウェイ
(メーカーのホームページが見つからなかったので、オートウェイから引用しました)
性能とコストパフォーマンスを両立するインドネシアのタイヤブランドPinso(ピンソ)。
ドリフトユーザーから一般ユーザーまで幅広いユーザーを魅了する大人気タイヤブランド。
PS-91(ピーエス キューイチ)は、優れたグリップ力を発揮するスポーティーストリートタイヤです。
回転方向のあるV字型のパターンデザインが装着車両にスポーティーな印象を与えます。
Pinso Tyres PS-91の感想
価格が安い、コスパ最強のタイヤ!
サイドウォールが硬いので、横グリップは「TOYO TIRES PROXES T1 Sport」よりある。
サイドウォールが強いからスポーツ走行できます。
削れにくい硬いタイヤ
普通のタイヤと同じく雨の日もOK
乗り心地と音は、普通のタイヤより少し悪いです。
とにかく、コスパは最強です!
古い3年以上も履いている劣化したタイヤより、新品のピンソタイヤの方が性能が良い場合があります。
お金が無い時は、このピンソタイヤを試して下さい。
NANKANG NS-2R (TREAD120)
ナンカン エヌエス ツーアール (トレッド120)
タイヤの種類:スポーツタイヤ(サーキットにも対応)
タイヤ性能の概要
引用元:オートウェイ
(メーカーのホームページではなく、オートウェイから引用しました)
NANKANG(ナンカン)は台湾のタイヤメーカー
タイヤの性能
ウェット路面でのハンドリング向上とタイヤの剛性を高めたスポーツタイヤ
NS-2R(エヌエスツーアール)は、中央の3本の縦溝により排水効率とウェット路面でのハンドリングを向上させています。
そして、ユニークなショルダー部分のデザインにより、タイヤの剛性を高め、不規則なトレッドの摩耗を抑制します。
NANKANG NS-2R (TREAD120)の感想
サーキットのお試し用タイヤ
「Pinso Tyres PS-91」のグリップ力を上げたタイヤ(メーカーは違うが)
サイドウォールも硬い。
削れやすい。削れながらグリップをする。削れやすさはNo.1
乗り心地は悪い、音がうるさい。
普段使いなら雨の日もOK
完全に乗り心地・静寂性などは捨て、グリップ重視になっています。
首都高などの急なコーナーでは無敵です。
コーナーで、普通のスポーツタイヤ(サーキット向けでない)に負けません。
安くグリップするタイヤを求める人向け。
乗り心地・静寂性は絶対に求めてはいけません。
このタイヤはお気に入りでリピートになりました。なので画像が複数あります。
こんな感じのタイヤ
新品なので溝がある
チョークで何やらチェックした跡があるが気にしない。
引いて撮った写真
次は使って溝が無くなった写真
FEDERAL 595RS-RR
フェデラル 595 アールエス ダブルアール
タイヤの種類:スポーツタイヤ(サーキットにも対応)
タイヤ性能の概要
引用元:フェデラル
FEDERAL(フェデラル)は台湾のタイヤメーカー
数々の伝説を生んだ595RS-Rの次世代製品として、日本各地のサーキットでテストを繰り返して誕生。
さらに進化した“炎”を彷彿させるトレッドパターンは、究極のハンドリングとコーナリング性能を実現。
フェデラルの最新技術を結集した史上最強のハイグリップタイヤ。
FEDERAL 595RS-RRの感想
「NANKANG NS-2R」のドライグリップ力を上げたタイヤ(メーカーは違うが)
NANKANG NS-2Rよりグリップするが、その差は小さいです。
運転者の能力が高ければ、その差は大きくなります。
しかし、私はそこまでの運転技術がありません。
残念です。
ドライグリップに特化して縦溝を無くしたので、接地面積が広いです。
しかし、溝の数が少ないので、雨の日は水溜まりに注意。
それと、雨の峠の急なコーナーは速度を落としましょう。
乗り心地は悪い、音がうるさい。
乗り心地と音については最悪です。
「NANKANG NS-2R」より悪くなっています。
メーカーは違うが、「NANKANG NS-2R」のウェット性能を犠牲にして、ドライグリップに特化したタイヤです。
公道を走れますが、ここまでのグリップ力は必要ありません。
ハッキリ言って、うるさいの一言。
乗り心地・静寂性は絶対に求めてはいけません。
お勧めのタイヤ
サーキットを走るのでは無くて、公道だけを走る場合の私の感想です。
トータルバランスでは、
TOYO TIRES PROXES T1 Sport
サイドウォールが弱いとケチを付けたが、雨の日に強くて乗り心地と静寂性がバツグンに良い。
スポーツタイヤでは無くて、グリップするコンフォートタイヤと考えると正解のタイヤ。
コスパでは、
Pinso Tyres PS-91
安かろう悪かろうのタイヤだけれども、値段を考えたらそこまで悪く無いタイヤになっています。
グリップでは、
NANKANG NS-2R (TREAD120)
「FEDERAL 595RS-RR」の方がグリップするのだけれど、それはウェットのグリップを犠牲にした結果。
サーキットでは無くて、公道を走る事を考えると「NANKANG NS-2R」のグリップ力で十分。
雨の日も使う事を考えると「NANKANG NS-2R」を選ぶ事になる。
あと「FEDERAL 595RS-RR」は乗り心地と音が悪すぎる。
この「NANKANG NS-2R」は私のお気に入りになってので、次のタイヤも「NANKANG NS-2R」にしました。新しく追加で買いました。
アジアンタイヤは本当に大丈夫か?
「アジアンタイヤって大丈夫?」と思う人がいますが。
結論としては大丈夫!
いきなりバーストしたりしません。
ただし、
重量バランスが日本のタイヤと比べて悪い傾向にあるので、タイヤ交換の手間はかかる。
タイヤ交換の時にホイールバランスを取るためにオモリを多く付ける傾向にあります。
自分でタイヤ交換をしないのなら気にするところでは無いが。
あと、タイヤのゴムの材質が劣化しやすいので長い間交換しないと本来のタイヤの性能が無くなる。
私の感覚だと日本やヨーロッパのタイヤが3年劣化しないとしたら、アジアンタイヤは2年になってしまう。
だいたい劣化するスピードは日本やヨーロッパのタイヤの2/3です。
でも、逆に年間走行距離が多い人にアジアンタイヤはお勧めと言えます。
走行距離が多いと材質が劣化する前に溝が無くなるので。
私の年間走行距離は1万5千km以下なので、タイヤの溝が残っていても交換します。
タイヤを買うなら通販が安い
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