新しいパソコンを買ってさらにメモリの増設とデュアルチャンネル化してみました。
しかし、購入したパソコンにはカタログのスペック表に書いてあったメモリより上位規格のメモリが搭載されていました。
なのでメモリについて色々調べることになりました。
ここにその時に調べた記録を残しておきます。
レノボのデスクトップパソコンH310
デスクトップのパソコンを買い替えました。
新しく買ったのはlenovoジャパンのH310シリーズです。
私のは20インチワイド画面モニターとセットの76971RJです。
価格は\35,800でした。
これは安い!と思って即購入です。
ネット通販で買いました。もちろん送料と消費税込みの価格です。
スペック
CPUはPentium Dual-Core E5800で3.2GHzの2コア2スレッド。
メモリは標準スペックの2GB。
OSはWindows7 Home Premium 64bitです。
いやー、今まで使っていたのがCPU2.8GHzのシングルコアだったからすごく速く感じます。
購入のきっかけは、CPUが1コアだとセキュリティソフトが重いからです。
セキュリティソフトはマカフィーを使っていましたが、最初にソフトを導入した時より高い性能のパソコンをマカフィーから要求されるようになり使えなくなったからです。
それと衝動買いです。
マカフィーの件もあり半年ぐらい前からデスクトップパソコンの性能と値段を調べていました。
調べている最中に、だいたいロースペックだったらこのぐらいまで安くなって、安くなると売れて在庫がこれぐらいの期間で無くなるってのが感覚的にわかるようになりました。
そしてCPUの進化は早いです。
探してる最中に新世代のCPU登場が2回くらいありました。
レノボのH310のレビュー
私の使い方ではまったく問題ない性能です。
基本3Dゲームやらないし、オンラインゲームもやらないからロースペックでも困りません。十分な性能です。
私が使うのはネットサーフィンと動画を見たり編集したりするだけです。
Windows7も32bitでよかったんじゃない?と思うくらいです。
また、起動時間も速いです。40秒ぐらいで起動します。
CPUの使用率は0.5秒ぐらい100%になることがあるが、動画編集しても通常はだいたい50%以下です。
メモリも使用率がMAXでも1.5GB以下です。
残念なところ。
本体にHDMI出力端子が付いているのに、セットのモニターはHDMI非対応です。
D-SUBのアナログ接続になります。
普通のテレビにつなぐ用なんでしょうか?
PCリサイクルマークは購入時に貼られていません。
購入後にレノボのホームページで申し込むと郵送で届きます。
メモリの最大は4GBです。
しかし、マザーボードのスペックだと4GB×2スロットで8GBが最大になります。
なんで4GBまでしかサポートしないんだろう?
今のところはメモリを増やす予定はないのですが、増やすときには8GBにチャレンジしてみます。
評判や他の人の口コミ
このパソコンはかなり酷評を受けています。
CPUが三世代ぐらい前だからなのとマザーボードの登場も2004年と古いモデルであることです。
64bitなのにメモリ最大が4GBであることです。
でも、スペックや拡張性に関する酷評なので、品質に関する酷評はあまりないです。
品質は大事です。
性能はスペックを調べればわかりますが品質は使い続けないとわかりません。
このパソコンはスペックと価格のバランスを考えて買うものだと思います。
それで、私も買ったのです。
安いので妥協する所は当然出てきます。
あと買ってから知ったことですが、レノボって旧IBMだったんですね…知りませんでした。
H310のメモリについて
パソコンのスペックを見るとメモリはPC3-8500(DDR3-1066)で最大4GB(2GB×2枚)となっています。
ここで疑問が、64bitのPCで最大メモリ4GBは少なくないか?と思いました。
そして、メモリのスロットは2個なので、4GB×2枚で最大8GBにできないか?とも思いました。
まず、結論から言うとPC3-8500(DDR-1066)のメモリは最大4GB(2GB×2枚)までしか増設できません。
4GB×2枚で8GBのメモリを増設すると認識はしてくれるけど、最大4GBまでしか使われないのでお金の無駄になってしまいます。
理由はチップセットが4GBでしかサポートしてないからです。
チップセットはインテルR G41 Express チップセットです。
チップセットの仕様はこちら↓です。
インテルR G41 Express チップセットのデュアルチャンネルDDR3メモリーについて
「最大 17 GB/s (DDR3 1066 デュアル 8.5 GB/s)の帯域幅および最大 4 GB 対応のメモリーサイズによりシステムの応答性が向上し、64 ビット・コンピューティングに対応しています」となっています。
ということで、DDR3のメモリは最大4GBまでしか使えません。
何故ならそう言う仕様だから…。
ただし、DDR2のメモリは最大8GBまで対応しています。
う~ん、これがよくわからないのです。
DDR3でも同じ8GBにして欲しかったな…。
しかし、DDR2にすると転送速度が落ちるので、普通はDDR3のメモリを使います。
ということで最大メモリはDDR3で4GBまでです。
ところで、このパソコンの標準というか、出荷状態のメモリ設定はDDR3の2GB×1枚となっています。
私としては1GB×2枚でデュアルチャンネルにしてほしかったです。
さらに、PC本体にささっているメモリを確認したら、Ramaxel製のPC3-10600(DDR3-1333)の2GBでした。
パソコンのスペックではメモリはPC3-8500(DDR3-1066)だったはずです
使う上では問題ないのですが、実際はスペックより上位のメモリが搭載されていました。
何故にPC3-8500(DDR3-1066)を使わないんだとも思いました。
PC-10600はPC3-8500よりわずかに性能が良いのですが、新しい規格だからメモリの価格が高いのです。
ロースペックパソコンなのにメモリはハイスペックです。
まずはノーマルの購入時の状態で3ヵ月ほどパソコンを使いました。
そして、いよいよメモリの増設とデュアルチャンネル化をすることにしました。
メモリの増設・デュアルチャンネル化
レノボのデスクトップパソコンのH310のメモリを増設・デュアルチャンネル化しました。
増設したメモリは2GBから、2GB×2枚の4GBです。
購入時にメモリスロットに2GBのメモリーがささっていたので、追加で2GBのメモリーを1枚購入しました。
先ほど書いたように、購入時にH310のパソコンにささっていたのは、Ramaxel製のDDR3-1333の2GBのメモリーです。
Ramaxel製メモリの仕様を調べてみました。
詳細は↓こちらの記事を参照してください。
次にレノボのH310のメモリの規格ですが、PC3-8500(DDR3-1066)となっています。
しかし、PC3-10600(DDR3-1333)のメモリーにも互換性があるのでPC3-10600をさすことができます。
そして、実際にスペックより上位のDDR3-1333の2GBが刺さっています
実際に追加で同じ規格DDR3-1333の2GBのメモリを1枚購入しました。
メーカーはキングストンテクノロジーです。
メモリの規格は2GB 1333MHz DDR3 Non-ECC CL9 DIMMです。
さすことができますと書いてありましたが、実際にさして使用することができました。
しかし、パソコンで確認すると、実際に動いて認識される規格はPC-8500(DDR3-1066)になっています。
このへんがややこしいのですが、DDR3-1333を付けることはできますが、互換機能を使って下の規格のDDR3-1066として使われてしまうのです。
そもそも、工場出荷状態のパソコンにDDR3-1333が付いているのがおかしいのです。
ちゃんとコストダウンしてスペック表と同じDD3-1066を搭載して欲しいものです。
メモリーの交換は簡単です
メモリー交換をするのには、少なくてもDVDドライブは外さないと出来ません。
しかし、パソコンの取扱説明書に外し方は書いてあるので簡単に外すことが出来ます。
増設・デュアルチャンネル化した感想
増設・デュアルチャンネル化して1ヵ月以上たちますが、問題は何も起きていません。
もちろん何かを修復したり、特別な作業をしたりもしてないです。
このメモリーを増設したことにより、やっと私のパソコンも4GBそして2GB×2のデュアルチャネル化になりました。
しかし、残念なことに早くなった実感はあまりないです。
オンラインゲームやグラフィックゲームをやったりしないので、私の使い方では違いが実感できないのです。
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