山梨県都留市にある菅野川(すがのがわ)に渓流釣りへ行った記事をまとめてあります。
釣った魚はヤマメ・イワナ・ニジマス・ブルックトラウトです。
菅野川は管理釣り場ではなくて、天然の川に漁業協同組合が放流した渓流魚を釣る川です。
魚を釣るには入漁券(釣り券)を購入しなければなりません。
年券:8,000円 日釣り券1,200円
私が住む神奈川県の中央部から車で高速道路を使わずに片道2時間で行けます。そして魚が多い川なので好きでした。
山梨県の道志川であまり釣れないときに、菅野川へ行き魚を釣っていました。
この菅野川の周りには上流部でも民家が多くあり、渓流なのに里川みたいな景観になっています。
川に沿って道路があり、道路と川の高低差もないので簡単に入漁することが出来ます。
川幅は狭いですがが、魚が釣れるポイントは複数あります。
この記事を書いた2007年は何回も菅野川に行きました。
菅野川の地図
エサ釣りの仕掛けなどの必要な物をまとめました。
渓流のエサ釣りで必要な物まとめ【初心者向け・重要ハリス0.2号】
初めての菅野川での釣り 2007.4.23
山梨県の道志川で釣りをした時に、知り合ったおじいさんが教えてくれました。
山梨県都留市の桂川上流にある菅野川は魚が多いから釣れるよ。
え!そうなんですか?
家に帰って菅野川を調べてみました。まずは釣りマップの本で。
ガイド・マップ社発行の「釣の静岡・山梨の渓流」です。
この本はいつ買ったのかも覚えていないほど古いものです。
地図で調べたら、山梨県の道志村から都留市に通じてる道があり、私の住まいからだと中央道を使わなくても渋滞しなければ2時間位で行けます。
そして数日後、菅野川へ行きました。
朝9時に家を出たら11時ぐらいに菅野川に到着です。まずは入漁券を購入して、入漁場所やポイントの情報を教えてもらおうとしました。
しかし、入漁券の旗はたくさんあるが、どう見てもさびれた商店や民家ばかりです。
こんな所で入漁券買っても良い情報が得られるのだろうか?
と思い。ガイドマップに載ってた都留市街地にある福島釣具店へ年券を買いに行きました。
福島釣具店の地図
福島釣具店の店主に聞くと、
桂川は大物はいるが数は釣れなくて、菅野川は大きくないが数が釣れる。
教えてもらいました。
エサは川虫が良いと言われましたが、私は面倒だったのでイクラでやりました。
これは失敗でした。川虫の方が良いです。
ちゃんと話は聞きましょう。
菅野川はどこでも釣れると言われたので、川に降りるハシゴがあるところから入漁しました。
釣りを始めたらウグイの洗礼を受けました。ウグイばかり釣れます。
そして、釣り上がって行ったら、いかにもヤマメがいそうなポイントでデカイアタリがありました。
しかし、0.2号のハリスと2号のハリでは勝負にならずバラシてしまいました。
かなり大きい。ニジマスかな?
次のポイントでも同じくデカイアタリが。しかし、またしてもバラシ...
その後は写真のような小さいヤマメを2匹釣りました。
この日はこれで終了です。
帰りにまた福島釣具店に行って結果報告をしたら。
店主から、
川虫なら0.4号のハリスでも食うよ。
と教えてもらいました。
近いうちにまた菅野川に来てリベンジしよう。
ばらした大きい魚を釣り上げたいです。
菅野川でリベンジ 2007.4.26
3日後にリベンジをしました。しかしその前に、今回は菅野川に行く前に桂川上流部で釣ってみました。
桂川上流も都留漁業協同組合が管理しているので同じ入漁券で釣りができます。
場所は中央道の都留IC近くの城南橋。
城南橋の地図
桂川は大きいので、上流部でも川幅が広いです。
川幅が広いので私のエサ釣り用の6.1mの渓流竿ではちょっと短いと思いました。
ここでは、エサをイクラと川虫の2種類にして試したのですが、25cmサイズのニジマスが3匹釣れただけでした。あとウグイも釣れました。しかし、ヤマメやイワナは釣れません。
次に菅野川に移動です。エサは川虫だけでやりました。
ハリスも0.2号から0.4号にUP!、釣り針も5号にしました。
最初に小さいヤマメを釣り、ベストポイントで大きいのがヒット!
またニジマスかな?と思い、適当に竿を上げたら25cmクラスのヤマメでした。
画像がボケてます…
この日はこれで満足して帰りました。
今はエサ釣りだけでにしています。今年の道志川解禁日にルアーだけで釣りをして、釣果0匹という屈辱を味わったからです。なので、ルアーを止めています。
釣れない釣りは釣りではないです。
ゴールデンウィークが終わったらまた菅野川へ行きます。
菅野川より桂川の方が釣れる 2007.5.7
5/6日曜日に都留漁業協同組合が魚を放流したとの情報をネットで得たので、翌日の月曜日に釣りに行ってきました。
桂川のルアー
今回はまた場所を変えて桂川の川茂堰堤上流(中央自動車道の都留インターチェンジ付近)へ入漁しました。白山神社の少し上流です。
白山神社の地図
今回は久しぶりにルアーを復活させました。前回この桂川本流で釣りをした時に川幅が広く、ニジマスが釣れたのでルアーの方が釣りやすいと思ったのです。
釣りをした時間は昼の12時~14時ぐらい。
2.5gのスプーンのカラー・ゴールドで攻めたら淵尻で4cm位のヤマメがヒット、小さくてミノーみたいなヤマメでした。さらに、ちょっと下流の瀬にルアーを投げたら出ました!! 23cmのヤマメです。
瀬の泡の中に隠れてました。尾びれが丸いので放流物です。
しかし、そのあとは場所を移動をしても反応無し。
なので、ルアーを3gのスピナー(カラー・ゴールドにレッドのビーズ付き)でトライしました。
そしたら一発でイワナが食ってきました。グット・チョイスです。
サイズは25cm、今年の初イワナです。 これも放流物でしょう。
その後はニジマスが2匹釣れました。サイズはイワナと同じく25cmぐらい。
スピナーへの反応は良いです。チビヤマメも食ってくるし、ニジマスにはトリプルフックのスピナーを飲まれました。
魚ってスピナー飲み込むんだ!?
こんなの初めてです。
実は私がスピナーで魚を釣ったのは初めです。 管理釣場でも釣ったことが無いです。
数年前に長野県の千曲川で、知らないおじさんがイワナをスピナーで釣りまくっているのを見て、何度かスピナーを試したけど釣れなかったのです。
やっと釣ることが出来ました。この日は2個もスピナーをロストしたので追加で購入します。
道志川の解禁日にルアーで空振りして以来、ルアーを封印してエサだけでやってきたのですが、この日は満足行くルアーでの釣果でした。
さらに、この後は、同じ場所で川虫を採取してから、菅野川へイブニング狙いで行くことに。
魚が釣れるとやる気がでます。
菅野川のエサ釣り
午後4時ぐらいに菅野川に入ったのですが、魚がどこに居るのか分かりませんでした。
とりあえずポイントを1つずつ攻めたのですが、バラスし、小さいし、ウグイだし、木に釣り糸がからまるしです。
魚が多くいそうなひらけた場所を探して、上流へと歩き続けたら堰堤(えんてい)がありました。
ここは魚がいそうな雰囲気がある!
さっそく、イクラを使って竿を出したらスグにアタリが、しかしまたしてもバラシ。
やっと1匹釣り上げたら17cmぐらいのヤマメでした。
しかしながら、バラシが多すぎ!
食いが浅いのか?
と川虫にかえたら全然反応が無い!イクラにしか反応しない。
放流直後だからだろうか?4号の釣バリを使ってるから小さくてハリがかりも悪いらしい。
そして、日が暮れてきたら、魚の食いが良くなりました。しかし今度は、急に食いが良すぎです。ハリが魚に飲まれてしまう。釣るたびにフォーセップでハリを取らなければいけないので時間を無駄に使ってしまいました。
そして、気が付いたらあたりは暗くなり魚も食わなくなってました。
結局、菅野川で釣れたヤマメは4匹です。サイズは15cm~18cm。
しかし、問題が発生。この時、すでに19時になっていたのです。暗くて足元が見えない...危険だ!
川を下ることが出来なくなったので、4mぐらいの道無き土手を登ることにしました。
つる草をつかんで何とか上にあがって、草むらをかきわけて車道に出ました。
マムシとかいないで良かった。近くの山には「クマ注意!」の看板もあったから、次からは気を付けよう。
桂川で釣りをした方が釣れたかも。
慣れてない釣り場だと判断が出来ないので難しいです。
菅野川でちょい釣り 2007.6.8
金曜日の夕方到着で釣りに行きました。場所はまたまた桂川支流の菅野川です。場所は源橋の上流です。
最初に釣果の写真を載せます。
大きいのがニジマス、小さいのがイワナです。
源橋の地図
釣り場には4時半ごろに到着しました。 イクラでのエサ釣りです。なんか最近は川虫すら採らなくなっています。手抜きです。しかし、夕まずめではイクラでも魚が食ってくるのです。
釣具は6.1mの中硬硬の渓流竿、道糸0.8号、ハリス0.3号、ハリ4号、オモリ2号です。仕掛けの長さは4mぐらいにしてちょうちんにしています。
とりあえず土手の上から竿を出しました。川に下りる事も面倒になってます。
ところが、いきなりデカイ魚がヒットしてバラシてしまいました。0.3号のハリスが切れました。
なんだ?デカいニジマスか?
同じ場所に再び竿を出すとまた食ってきました。今度は川に下りて慎重に竿をコントロールして魚を釣りました。
釣り上げたその正体はやっぱりニジマス...38cmぐらいです。
何と言うか、川幅が1.5mぐらいしかない所にこんなニジマスは放流しないで欲しいです!
半分のサイズでいいからヤマメをもっと放流してと思います。
引き続き、同じ場所で、今度は少し流れの速いポイントへエサを沈めると魚が食ってきました。
最初は、
またニジマスか?
と思っていたら、イワナでサイズは28cmぐらいでした。
やっぱりこれぐらいの魚が釣ってて面白い。
この日は2時間ほど釣って釣果ニジマス1匹、イワナ1匹で満足して帰りました。
家に帰ってニジマスをさばいたら、やっぱりニジマスの口に最初にバラシた私の仕掛けがついていました。
ヤマメ用の仕掛けで大きいニジマスが掛かると仕掛けを持っていかれます。
ニジマスは放流して欲しくないです。
夏の菅野川のイワナ 2007.7.24
またしても菅野川に渓流釣りに行きました。釣行記としては久しぶりになります。
実は釣りには数回行っていたのですが、竿が破損したり、小さいニジマスしか釣れなかったりと不調(不釣?)だったのです。なので釣行記としてはブログに書いていませんでした。
今回の釣り場所は都留自動車教習所の周辺です。
都留自動車教習所の地図
釣りは15時ぐらいからはじめました。朝はつらくて起きれません。車中泊すると疲れるし。
前に都留漁業協同組合の人から、
ここも魚がいるから釣れるよ。
と聞いたので行ってみました。
今までとは違い下流の思いっきり里川になっているところです。
この前にも2回ほど釣りに行ったのですがニジマスしか釣れず。この日は最終リベンジでした。
しかも、地元の中学生は、
夕方にルアーで3匹ぐらい釣れる。
と言っていた。
私がヘタレなだけかな... とりあえずイワナが1匹釣れました。
サイズは中といったところでしょうか。教習所のちょい上流の橋の下で釣れました。
橋の下にある小堰堤の泡の中から出てきました。 このイワナは今まで釣った中では一番きれいな色をしてると思う。なんかこれぞ渓流魚の色彩って感じです。
しかし、この日の釣果はこのイワナが釣れた以外はニジマスのみでした。残念な釣果です。この岩魚が釣れてすこし救われました。
菅野川の大物ヤマメ 2007.8.1
この菅野川はヤマメが必ず釣れるので私のお気に入りになりました。
ブログに書いているよりも数多く菅野川に釣りに行っているが、ブログの更新が面倒で書いてませんでした。
しかし、
今回は大きいヤマメが釣れたました!
なので、ブログにちゃんと書きます。
場所は菅野川の上流です。
川幅が狭いので大物は釣れないと思っていたのですが、釣り上げてビックリです。
もうちょっとで30cmのヤマメです。
30㎝超えたぁー!!
と思ったけれど実測したら29cmでした。
やっぱり台風後は大物が出てくるので好きです。
釣った場所は草と木が邪魔なので人が入ってないみたい。 釣った時はニジマスかと思ったので、乱暴に引っこ抜きました。
しかし、それが良かった。 木の根が多い所だったので、もぐられたらアウトだったと思います。
秋の菅野川 2007.9.27
2007年度最後の渓流釣りに行ってきました。この日は私の渓流釣りの納竿日となりました。
10月から2月末まで禁漁期間になるのです。
気合をいれて前日の夜中に行って、車中泊をしたのですが、起きたら8時半でした。
寝坊しました。
車中泊をした意味がありません。
柄杓流川は増水
最初は柄杓流川(しゃくしながしがわ)へ行きました。
しかし、写真のように増水していました。
川に入ったのですが、水が多すぎて移動することが出来ません。初めて行くところで増水していると危険です。
移動が出来ないので、広い範囲を狙えるルアーで釣りをしたが、釣れません。魚がどこにいるか分からず直ぐに止めました。
柄杓流川の地図
菅野川のブルックトラウト
次は菅野川の大津橋~落合橋へ行って釣りをしました。
こんな感じのところです。落合橋の下流に板をしいただけの橋がありました。
小さい橋なので渡るのにビビりました。
農家のおじさんが無事に渡るのを確認してから渡りました。チキンです。
魚は7,8㎝ぐらいの小さいヤマメが大量に釣れました。キープサイズの15㎝以上はなかなか釣れません。キープサイズだと1時間に1匹釣れるかどうかです。
下の写真がキープサイズのヤマメです。
久しぶりに生きてるヤマメの写真を撮りました。やっぱり生きているヤマメは美しい。さすが渓流の女王です。
写真のグローブに穴が開いています。移動の時に岩とかにつかまるので、それでやぶれました。後日、新しいグローブを買いました。
納竿日にこのサイズのヤマメではちょっとさみしいので、さらなる大物を求めて川を移動しました。
そして三連続の堰堤直下でついに大物が食らいついてきました。最初は0.2号のハリスを使っていたので、ハリスが切れてみごとにバラしました。魚体をチラっと見たところどうも大きいイワナらしい。
30㎝オーバーのイワナでは!?
と思ってハリスを太い0.4号に換えたのですが、全然食ってこないです。
イワナなら食ってくるはずだが??
ヤマメはバラすと警戒してすぐにエサを食べないのですが、イワナは何度でも食ってきます。どうやら興奮して食いっ気がさらに強くなるみたいです。
まったく食ってこないので、ハリスを元の細い0.2号に戻しました。そうしたら、一発で食ってきました。どうやらスレていて0.4号のハリスは見破られていたらしい。数分間戦ってなんとか釣りあげました。
釣れたのは、ハイ!下の写真です。
写真のアングルが悪いが、イワナ...じゃないような...
もしかして、ブ!?ブルック??
ブルックトラウトでした。日本の魚ではないです。
けれどブルックトラウトは放流されないはずだし、菅野川には管理釣場も無いので、管理釣場の魚が逃げ出したってのも考えられません。
このブルックトラウトはイワナとブルックの混血かもしれない。イワナはブルックと同じ系統だし(ちなみにヤマメはサーモンの系統です)。
うーん、分かりません。
と言うことで、帰りに釣具屋のフィッシング相模屋に寄って店員に鑑定してもらいました。結果はブルックトラウトでした。
2007年度の渓流釣りはこのブルックトラウトを最後に釣って納竿となってしまいました。
この日の釣果はヤマメ3匹、ブルックトラウト1匹です。
ブルックトラウトを釣った場所の地図
渓流でのエサ釣りの仕掛けなどの必要な物をまとめました。
渓流のエサ釣りで必要な物まとめ【初心者向け・重要ハリス0.2号】
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